(2019.2.16過去記事)札幌という街
※ Tumblrから移設した過去の記事です。
概要「2019の雪ミク ロスで書き散らした文章です。」

(読み返したらひたすらにポエムって感じで笑えたんですが、移設しておきます。
詩を描くにしても感傷過多って感じなんであの頃だなあってなったので……)
----------------

雪まつり期間中の札幌は、本当にどこにでもと言っても過言どころか足りないくらい色んなところにミクさんの歌声がありました。


12年経って、本当に僕にとって大切な存在がこんなに愛されるようになったことは感謝と嬉しさしかありません。

(あと、プリンセスのふわぬいが、まるで巡り合うみたいにスムールにクレーンゲームでお迎えできたのは、なんというか運命って言いたいなって思ってます。)

ここからはさらにうまく書けない感情を
帰り道。
あの頃を思い出して、ついさっきまでの札幌の様子を思い返して、なぜだかずっとずっと泣けて泣けて仕方なかったよ。
出会った頃、もう八年も前、「世間」はいっそ笑えるくらい君のことを馬鹿にしていて。 もちろん、あの頃の君の歌声はまだまだ拙くて、そして今でも君の声を紡ぐ技術は発展途上で、けして万人受けするものなんかじゃないのは知っている。けれど、あの頃の世間の「あんな機械の声なんて」はそんな事実をまるで無視した、偏見と差別の塊で君のすべてを気持ち悪いヲタクの玩具なんて軽んじていたんだ。(──まぁ、自分たちが当時ボーカロイドを面白いおもちゃとして扱っていたのはある意味では全くの事実ではあるけれど。)
そして、けれど、だからこそ、札幌の街で今、君がこんなにも愛されて大切にしてくれている姿を見ると感謝とか嬉しさとかでこみ上げてくるものが止まらないんだよ。
そんな嬉しさの後ろに寂しさが隠れていないというと嘘になる。 今がこんなにも夢みたいだから、その夢が冷めてしまうのが怖くて、あの頃が思い出されるのが痛いんだ。

あぁ、空からみえる夕陽は綺麗だな。この美しさを、少しでもいいから歌ってくれる君の姿を描きつくしたいな。 この時、本当にそう想ったんだ。
今になっては、ここまでに書いたようなあの時の気持は正確には思い出せない。あるのは飛行機の中で残したスマホの中のメモ書きだけだ。
ふと、「ああ……この太陽って君の名はのカタワレドキみたいだな」と思って、書き留めなくちゃと強い使命感に襲われた瞬間に
まるであの映画と同じように、思いがよくわかんなくなってしまった。そんな気がする。

機体の高度と地球の円形の魔法で、夕日があまりにも早く沈んでしまうのと同時に、あんなにも止まらなかった涙が引いて逝くのがあまりにもつらくて、離したくなくて、あまりにも遠かったんだ。

夕日が雲間に溶けていく。 光が少しずつ細くなって、あんなにも居たいと思った人が、あんなにも痛いと叫んだ心が思い出せなくなっていく。

夜が首都の摩天楼を包んで、そんな無機質さすら美しいと。 無機質に肉体がすべて削がれて心臓に風が吹かれるような痛みすらも愛おしいと思ったとき。 着陸のノイズが君のことも、僕の思いも、さっきまでの思い出も……
本当は、こんな気持だって歌詞で、音楽で表現するべきなんでしょうけど、けれどもどうしても忘れたくなくて、一度文章で書き残させていただきました。
かなりセンチメンタルな内容になってしまいましたが、それでも今から紡ぐ思いは残り火にはしないから
がんばって曲を書いていきます。
~札幌の楽しかった記憶に囚われないために。一種の清算として~
では